久米島

沖縄本島から西に約100km、那覇空港からは飛行機で約35分と比較的アクセスしやすい島です。沖縄の島の中では5番目に大きいく、島の東側には、全長5km以上のサンゴ洲島「はての浜」と呼ばれる真っ白な砂だけの無人島が3つあり、人気スポットになっています。

久米島の海は、久米島ブルーと美しい白砂のビーチのイメージと異なり、周辺は深い海に囲まれている。マンタや巨岩、大物回遊魚が楽しめるポイントがたくさん！ハンマーヘッドシャークやジンベエザメなど、一度は出会いたい生き物にも会えるかも。
ダイビングスポットは、港から遠くても約20分程度の場所と近い場所が多く、船酔いが心配な人にも安心です。

久米島のダイビングショップはイーフビーチ周辺に集まっています。ホテルはリゾートホテルに泊まり、久米島をゆっくり満喫しながらのダイビングが人気です。

久米島は冬でも10℃以上と暖かいため、水温も20℃以上。年間を通してダイビングが楽しめます。通年狙えるマンタはもちろん、ギンガメアジやイソマグロなどの大物回遊魚、サメなどが狙えます。

1・2月

平均水温は21℃～22℃
ウェットスーツ：5mmフルスーツ＋フードベスト（ドライスーツをお持ちの方はドライ）

海の透明度が高く、ハンマーヘッドシャークやザトウクジラの声など、レアな生き物に出会えるチャンスの時期。

3・4月

平均水温は21℃～23℃
ウェットスーツ：5mmフルスーツ＋フードベスト（ドライスーツをお持ちの方はドライ）

北風から東風に変わる時期で、少し風向きが不安定になる。コブシメの交接や産卵が見られ、4月からは大物回遊魚やウミガメが狙えるシーズンになります。

5・6月

平均水温は23℃～26℃
ウェットスーツ：5mmワンピース

久米島は梅雨の時期。大物回遊魚との出会いが増えます。6月はサンゴの産卵シーズンになるので、ナイトダイビングで神秘的な体験ができるかも。

7・8月

平均水温は26℃～28℃
ウェットスーツ：3〜5mmワンピース

南風が吹く久米島のベストシーズン。回遊魚の魚影が濃くギンガメアジトルネードを見るチャンスも。幼魚にたくさん会えるかも。

9・10月

平均水温は26℃～28℃
ウェットスーツ：5mmワンピース

春に生まれた幼魚が成長し、濃い魚影が楽しめる時期。ホソカマスやギンガメアジの群れにもよく出会えるようになります。

11・12月

平均水温は23℃～24℃
ウェットスーツ：5mmワンピース

海の透明度が高くなり、マンタとの遭遇率がアップする時期。オフシーズンになるので、お得にダイビングが楽しめます。

久米島でのダイビングは、大物回遊魚にマンタ、地形ポイント、マクロ生物、ウミガメ…などなど潜ってみたいポイントがたくさんあります。どのショップでも必ずどれかは潜りに行く…という位、久米島ダイビングに外せない人気ポイントを紹介します。

イマズニ

潮通しが良くて大物が狙える人気のポイント！ギンガメアジは常連でドロップやクレバスの地形も面白くオオメカマスの群れも見られます！地形も楽しめる外せないポイントの一つです。

最大水深：6m～25ｍ
流れ：ときにあり
ダイビングスキル：初級からOK

トンバラ

海面から突き出る高さ約50ｍの巨岩（トンバラ岩）の周辺を潜る。イソマグロ・ロウニンアジなどの大物が通年狙えるポイント。4～7月はジンベエザメ、12～3月はハンマーヘッドシャーク、時にはザトウクジラが現れることも！久米島の2大人気ポイントです。

最大水深：15m～30m
流れ：ときに強い
ダイビングスキル：中級以上

マンタステーション

イーフビーチからすぐ、年間を通してマンタとの遭遇率が高いマンタポイント！細長い5本の根がマンタのクリーニングステーションになっています。日本では珍しいブラックマンタが現れることもある人気ポイント。港からも近いので初心者でも安心。

水深：7m～15ｍ
流れ：ときにあり
ダイビングスキル：初級からOK